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私のスケッチ作法
◯手軽な道具で、短時間に描ける淡彩スケッチ。◯心地良い構図と形 ◯色どうしの響き合い ◯にごりのない色使い ◯どことなくストーリーがうかんでくる、そのようなことを気にしながら、心に響いた印象”心象”を描くよう心がけています。私のスケッチ作法をご紹介します。少しでも参考にしていただければ幸いです。
デッサン
(1)用意するもの
スケッチブック(厚手の紙)
鉛筆(4Bなどの濃いもの)
耐水性サインペン
ダーマトグラフ(油性鉛筆)など
(2)プランを考える
①場所を決めます。 近景、中景、遠景が入るように。(奥行きのある風景)
②構図が最も安定して見える位置に、立ち位置を決めます。
③画面に、水平方向のどこからどこまで入れるかを決めます。
④画面の中に視線(水平線)の高さを決めます。
(3)デッサン
⑤構図を決める作業
◯水平線や地平線を薄く引く。
◯風景の中の主なポイントを見つけ、画面上にアタリ(目印)を入れておく。(山の頂上、建物や木立の位置など)
⑥何度も対象をながめ、アタリを意識
しながらデッサンをすすめる。
(画面左から描くと、画面が汚れない)
○構図の中の、主役を決め、主役が
生きるように意識しながら。
○大きさの関係、高さの関係、明暗の関係
に注意しながら。
⑧ほぼ描きあがったら、全体をもう一度
ながめ、
○遠くは細い線で薄く、近くは太く
濃い線で、影の部分などを強調し、
メリハリをつける。雲、山ひだ、電柱
などを描き加えて現実感を出す。
◯無駄な線は消しゴムで消す。
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